出会うために生まれた

時々箪笥の引き出しに仕舞ってある昔の相方の写真を見るたびに笑ってしまうのです。
セピア風に色褪せたその写真には、時代を感じさせられる風貌の小わっぱが独り無愛想に佇むものばかりでして、細いヤンキー眉毛でソフトアフロ。もしくは小汚ない長髪姿もあったりしまして。今では考えられないくらい毛ぇがフサフサ。毛根が爆発している。はぁ、なんて昔の写真ってなんでこんなに面白いんだろう。
聞けばこの写真、大阪に住みはじめた頃だということで昭和54年とか55年あたりになる。私が昭和53年生まれだからこの時1歳とか2歳とかで…それがまさか、ああなってこうなって…ぎゃあ!よく考えると性犯罪!!アウトー!
って、ニヤニヤしながら相方に言うと「全然違うやん、出会ったのは大人になってからやろ」と普通のこと言ったので、お前は真面目か!と思った。